くまのばしょ

同じ地獄で待つ

親のこと雑記

この間、大学時代の友達と久しぶりに会った。

近況報告をした際に、「親と縁を切っている」という言い方をしていまい、なんとも言えない気まずい雰囲気になってしまった。

親との関係をうまく表現する言葉がなかなか見つからない。私のあたりまえは、他の人のあたりまえと同じだとは限らないからだ。

どう表現すればいいのだろう。折り合いが悪い、仲が悪い、没交渉。連絡をとっていない、くらいが一番良いのかもしれない。

親の私に対する関わりが不適切であった(と私が思っていること)と、私が被害者である(と私が思っていること)を、まわりの人に100%理解してもらわなくても、まわりの人は離れていかないということが、最近やっと分かってきた。証明し続ける必要はないし、必ずしも分かってもらわなくても、居心地の良い関係を続けることはできる。

とはいえ、そもそもこうして親のことがつきまとうこと自体が鬱陶しい。いい加減親のことを許したい。いや、許せないと思うが、諦めたい。どうでもいいものとして、私の中で占める割合を最低限まで減らしたい。いつまでも自分の傷のことばかり考えているのは、子供っぽいしかっこわるい。

早くまっとうな大人になりたい。大人をやろうとしなくても大人でいられるような人に、早くなりたい、私は。